Osaka Shinbun

21-4-2013


キリン迎える準備OK ゆるキャラ、展示室清掃

大阪市天王寺区の天王寺動物園に新たにキリンがやって来るのを前に、同園のゆるキャラ「ゴーゴ」など3体が20日、展示室を掃除し、新たな入園者を迎える準備をした。掃除には、近所の新世界から「くしたん」と、キリンの来園をアピールしようと“PRキャンペーンガール”を自称する石切参道商店街の「いしきりん」が駆け付けた。

 3体は、ほうきやブラシを手に床や壁をきれいにした。途中、くしたんといしきりんがバットとボールを持ち出し野球を始め、ゴーゴだけがひたすら掃除に励む一幕もあり、見守る来園者の笑いを誘った。

 キリン目当てに同園を訪れた茨木市の谷瑠莉杏ちゃん(6)は「本物に会えなかったが、いしきりんちゃんのハート形の模様を発見した。今度は本物のキリンで探したい」と新たな入園者に会えるのを心待ちにしていた。

 同園では昨年、キリンが相次いで死んだため、園内からキリンがいなくなっていた。新たにやって来るキリンの一般公開は、5月中旬以降。


府内企業景気持ち直す 1-3月府調査

大阪府商工労働部は18日、府内企業を対象にした1~3月期の景気観測調査結果を発表。前期比の業況判断DI(「上昇」とする企業割合から「下降」または減少とする企業割合を差し引いた値)はマイナス22・3で前回調査(2012年10~12月期)より4・7ポイント上昇、持ち直しの兆しがみられた。

 来期の業況判断DIはマイナス9・9で、さらに上昇する見通しとなっている。

 製・商品単価DI(「上昇」-「下落」)はマイナス11・9で前回比7・6ポイント上昇した。一方で急速な円高是正もあり原材料価格DIは27・4で前回比17・7ポイント上昇。原材料価格DIの上昇幅のほうが大きいことから「調達コストの上昇分を価格に転嫁しきれていない可能性がある」と指摘した。

 営業利益水準DI(「増加」-「減少」)はマイナス24・5で、前回より2・9ポイント改善したものの依然低水準での推移となっている。

 雇用不足感DI(「不足」-「過剰」)は10・4で前回より2・9ポイント上昇、雇用不足感が増した。

 調査は府内の民営事業所を対象に3月上旬に実施、1675社から回答を得た。

麻薬密輸ストップ! 探知犬出動、税関が広報

ゴールデンウイークを前に違法薬物や偽ブランド品などの密輸撲滅を呼び掛けるイベントが20日、大阪市港区の水族館「海遊館」前で開かれ、大勢の観光客や親子連れらが麻薬探知犬のデモンストレーションなどに見入っていた。
イベントは、海外旅行などで人の動きが激しくなる大型連休を前に、密輸撲滅への理解や密輸情報の提供を呼び掛けようと大阪税関が実施。

 会場では、大阪と神戸の税関音楽隊がビートルズの人気曲などを演奏して通行人の注目を集めると、麻薬探知犬のデモンストレーションを行った。

 大麻樹脂のにおいが付いた一箱を交ぜて六つの箱を用意。麻薬探知犬としてシェパードのオス3歳の「ヴィカール」が登場し、的確にかぎ分けると、見学していた人たちから歓声や拍手が湧き起こった。

 啓発物などの配布も行い、大阪税関担当者は「違法薬物などの密輸はだめだということを周りにも伝えていってほしい」と訴えていた。


福泉など3回戦へ 春季高校野球府予選

「春季近畿地区高校野球大会大阪府予選」第5日は20日、住之江球場などで1、2回戦を行い、福泉が北野を6-2で破ったほか、旭、生野工、北かわち皐が丘が勝ってそれぞれ3回戦進出を決めた。太成学院大高、大冠などが2回戦に勝ち進んだ。

新路面電車の導入検討 中心部の周遊性アップへ

大阪府と大阪市は同市内で街歩きの魅力を高めようと、移動の手段として手軽に利用ができる次世代型路面電車(LRT)を市内中心部に導入することを検討している。天王寺から難波に向かい、さらに御堂筋を北上し新大阪まで結ぶルート(約10キロ)を計画。このうち人気観光地の集まる天王寺-難波間(約3キロ)を優先して整備したい考えだ。
構想は、2050年を目標に府と市がまとめた街づくりの指針集「グランドデザイン・大阪」に盛り込まれている。将来的に車の乗り入れを目抜き通りの御堂筋を中心に制限し、木々を植えて緑に囲まれたにぎわいの空間に生まれ変わらせる。この際、車に代わる新たな交通手段として床が低く乗り降りのしやすいLRTを候補に挙げている。

 計画ルートのうち先行整備を予定する天王寺-難波間は、天王寺動物園、通天閣、大型商業施設などが集まるエリア。LRTの活用を通して周遊性を高め観光客の増加につなげる狙いがある。

企業に聞き取り調査 高校生就労対策で府教育長

大阪府教育委員会の中原徹教育長は19日、高校生らの将来的な就労を念頭に、企業はどのような力を求めているのかを掘り下げて把握するための聞き取り調査を行う方針を示した。調査結果を踏まえて教材などの作成につなげ、早ければ来年度から導入するという。

 聞き取り調査は、国際社会で活躍する人材づくりを掲げる学校や、高校卒業後に就職する生徒の割合が高い学校の生徒らなど、それぞれのタイプに応じて、企業から何を求められているのかを把握し、目標から逆算してやるべきことを具体的に把握するのが狙い。「掘り下げ方と具体性は今までにない深さにする」(中原教育長)という。

 第1段階として4~6月に聞き取り調査を実施。その後、必要に応じて再度の調査を行いつつ、教材作りにつなげる。事例研究をする内容や、あいさつの意義を学び訓練する方法の掲載など、企業の要望にかなう多彩な内容をイメージしているという。その教材を採用するかは各学校長の判断に任せる。

 中原教育長は、この日の府教委会議や定例会見で「これまで企業の求める能力の分析は抽象的で、カリキュラムに反映できていなかった」と指摘。勉強の理解度の低い学校では「2次関数を無理にやるよりも、あいさつを学べるほうがいい場合もあるのではないか」と問題提議していた。

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